ちびのパスポートは来月に期限が切れる。0歳の時に作ったので、パスポートの写真はもうまるで別人。審査官もよく通してくれたね(ありがとうございます)。12歳未満の子供は5年間有効のパスポートしか持てない意味がよくわかった。顔が変わるもん。
新しいパスポートの写真を撮るために、お迎えに行ったあと、ついでに600円で証明写真が撮れるボックス(あれ、日本語で何というの?自動写真機?)に行ってみた。椅子を一番高くしてもちびの顔が枠に届かない。保育園で使っていたバスタオルをくるんでお尻の下に敷いてやっと届いた。ただ、座る所がふわふわになってて、限界まで高くした椅子もふらふらしていたので、体が斜めになったりちびが面白がって笑ったりして、三回しかないチャンス(しかも時間制限付き)を物にする大変さは想像以上だった。
幸い、なんとか使える写真が一枚撮れた。他の二枚は全然だめだった。ふー。
あとは更新の窓口に行くだけだけど、最近仕事が多くていつ行けるかわからない。有効期限内に行かないと書類が面倒くさくなるので、切れる前に行きたい。
先週母と妹が東京に遊びに来た時、浅草に連れて行った。妹のリクエストだった。せっかくだから、人力車に乗ることにした。平日なのに人力車が足りないほど大繁盛だった。20分ほど待ってやっと二台が揃った。母と妹が一台、僕とちびが一台。ママは会社で指を咥えていた。
浅草は何回も行ったことがあるけど、人力車は初めてだった。車夫さんはスポット毎に足を止めて、その場所に関するエピソードや由来などを詳しく教えてくれた。超久しぶりの通訳だった割にはうまくできたと思う。自分で言うのもあれなんだけどね。少なくとも興味津々に聞いてもらえた。
個人的に一番受けたのは、これ。

普通のビル。話題のスカイツリー。ちょっと金色のビル。・・・う○こ?
車夫さんの話によると、そのちょっと金色のビルは某大手飲料会社のビルで、隣のう○こに見えるような物は、その会社の社員たちのやる気を象徴するために作られたという。でもね、最初のデザインは横じゃなくて、縦だった。なんで横になったかというと、東京都は「縦のやる気」が物騒な炎のように見えるからだめだと、許可しなかったらしい。もう作っちゃったから置かないわけにもいかないと思っていたかもしれないその飲料会社は、仕方なく縦のやる気をそのまま横にして建物の上に置いたわけ。社員たちのやる気がう○こになったと思うとまことに気の毒である。
他にも色々面白いエピソードがあるけど、車夫さんたちも仕事をしなければならないので、ここまでにしよう。あとは自分で乗ってみて楽しみにしてください。デートにすごくいいと思う。ちょっと高いけど頑張ってください。アンヂェラスにも是非連れて行ってあげてください。
おまけ ↓

浅草のCDショップでAKB48の演歌歌手を発見。演歌もやっているんだ。
字幕をチェックする仕事が続いていた。会社のプロモーションビデオとか、自治体の施設宣伝映像とか、そのナレーションの中国語字幕。チェックを任せられるほどの信頼を得ているのはもちろん嬉しいけど、その翻訳を最初から僕に回せばいいのになぁ、と。
チェックのギャラは一式で計算するから、分単位で料金を計算される字幕翻訳のギャラより遥かに少ない。割に合うかどうか全て字幕の出来にかかっている。出来が良ければ勉強にもなるので、美味しい。出来が悪ければ「自腹」で訳し直すしかない上、修正したりコメントを付けたりするのも手間がかかる。
一雨降るたびに暖かくなるっていうけど、あんまり暖かくならないね。粘り強い冬だ。
最近日本政府はパートタイムの人も厚生年金に入れるように、加入のラインを週20時間に引き下げようとしているよね。国民の老後のことを考えているのはわかるけど、それが多くの人の「今の生活」を苦しくするのではないかと思う。
加入のラインをいくら下げたって、それより1時間少なく雇用する企業は必ず出てくる。いま週29時間で働く人は週19時間しか働かせてもらえなくなったら、厚生年金どころか、国民年金も払えなくなる。もし逆に、加入のラインを40時間とかに上げる場合はどうなるか。厚生年金の負担を減らしたいという企業の思惑によって勤務時間が制限されている非正規労働者はもっとたくさん働けるようになり、今まで払っていない最低限の国民年金を払う余裕も出てくるかもしれない。
どちらか良いのか分からないけど、老後のことを考えられるのは今の生活が成り立ってからではないだろうか。
我が家にホームベーカリーが登場したのは去年12月の後半だった。翻訳の仕事が一段落したあと、気晴らしにリサイクルショップをひやかしに行ったら、かみさんが欲しがっていたホームベーカリーが目にとどまった。値札を覗いてみたら…
なぬ?2000円だと?!
目を疑ったが、何回見ても2000円だった。もちろん中古だったが、新品のようにピカピカしていて、しかも人気メーカーの製品だった。その場で千円札を二枚出して、ホームベーカリーを抱えて自転車で連れて帰った。重かった。
10日間の返品可能期間があるので、翌日に早速パンを焼いてみた。

なんかおかしい。全然膨らんでないですけど。

切って食べてみたら、まるで蒸しパンのような食感だった。
ホームベーカリーか作り方に問題があるのかなと思ったら、うちのドライイーストが犯人だった。

使われたのは、なんと八年前にかみさんが実家から持ってきた「嫁入りドライイースト」だった!いくら消費期限を気にしないとはいえ、一昔のドライイーストじゃパンが膨らむわけがない。
気を取り直して、約二年前のドライイーストを使って焼き直した。大成功だった。なんでうちのドライイーストは消費期限を過ぎたものばかりだろうと思いつつ、美味しく頂いた。夜中に生地をこねる音がうるさいという話は聞いたことがあるけど、思ったよりうるさくもなく、隣の部屋に置いていてもこねる音に起されたことがない。うちは全員「爆睡型」だけかもしれないが。

コツをつかんだ後、パンの出来も徐々に良くなった。

ちぎって食べるのもいいね。
朝に焼きたてパンの匂いで起きて、焼きたてのパンを食べながら珈琲を啜るのが至福のひと時だ。
先々週の週末、野暮用で原宿あたりに行った。帰り道に昼ごはんはどこで食べようかと考えている時に、ふとガイアの夜明けで見たウェンディーズのことを思い出した。そういえば、表参道のある路地に第一号店を開くって言ってたな。せっかくここらへんに来たんだから、ついでに食べに行こうと。
普段ハンバーガーショップに行かないかみさんは意外と文句を言わなかった。みぞれが降っていたしめちゃくちゃ寒かったので、どこでも良かったかもしれない。息子はポテトもあるのを知って大賛成した。なんで子どもは皆ポテトが好きなんだろうね。
方向音痴の上にテレビで見た場所もうろ覚えだったので、見つかるかどうか不安だったが、表参道の坂を下りて行くとすんなりと見つかった。表参道ヒルズの向こう側にある「遊茶」というお店の赤い看板が見えたら、そこの路地に入ってすぐだった。


昔のウェンディーズに入った記憶がないが、外観は少し覚えている。それと比べると、今のウェンディーズはずいぶんおしゃれになっている。せっかくというのもあったし、「お帰り」と応援したい気持ちもあったので、一番高いハンバーガーのセットを迷わずに頼んだ。せっかくに弱い性格だな(座布団一枚)。かみさんは二番目に高い品物のセットを注文し、頭はもうポテトしかない息子には一番安いハンバーガーを頼んだ。一番安いっていっても450円する。
僕のフォアグラ・ロッシーニ。FはフォアグラのF。


今までフォアグラを食べた覚えもなかったので、人生初のフォアグラはウェンディーズだったと思う。実際の見た目はメニューの写真とちょっと違い過ぎかなと思ったが、味は申し分なく素晴らしかった。これがフォアグラか!!と本当に感動した。かみさんに一口を食べさせる時にフォアグラの塊がおしぼりの上に落ちて、慌ててポテトで拾って食べた。ハンバーガーを包む紙に付いているタレも残らずに舐めたかったが、さすがに恥ずかしいのでやらなかった。さようなら、フォアグラ。ポテトフライは滅多に食べないが、どこのお店よりも美味しかった。
と食べている時に、突然、本物のフォアグラ…じゃなくて、ウェンディーちゃんが現れた!!
雀斑(そばかす)以外、全てが看板のウェンディーちゃんにそっくりだったので目を丸くした。背がモデルのように高く、顔は超美人レベル。彼女はテーブルを一つ一つ回って笑顔でお客さんにあいさつをし、どうやら店員さんによるコスプレらしい。しかし、店員さんにしてはレベルが高すぎるし、彼女の後ろに黒いスーツの男の人がボディガードの如き、ずっと周りを警戒しているような目つきで付いていた。うん、ただの店員さんじゃないかもしれない。スーパーウェンディーちゃんだ。ラッキー。
息子に「美味しかった?」と身をかがめて優しく聞くスーパーウェンディーちゃんに、一緒に写真を撮っても大丈夫ですかと声をかけてみたら、もちろんいいですよと快く応じてくれた。息子もパパもルンルン気分になった。えへ。

今度原宿に行くのはいつかな。
ギター 200円
革ジャケット 100円
婦人シューズ 100円
お皿五枚セット(箱入り) 50円
ショルダーバッグ×3 10円×3
----------------------
合計 480円
某大手リサイクルショップに持ち込み、買い取ってもらった金額です。あと170円高く売れたらラーメンを食べに行ったかも。良かった。
25週間のフルマラソントレーニングは半分を過ぎ、先週土曜日のメニューについに30キロ走が登場した。さすがに一周2.5キロの公園をぐるぐる走るのがつまらないので、かみさんのアドバイスに従って多摩川へGO。家からそこまでの道は5キロぐらいで、あとは延々と堤防の上を走るだけ。
空が青くて富士山がよく見える。河川敷に子どもたちがサッカーボールを追い、おじさんたちが元気な声を出しながら草野球をしている。とても気持ちがいい。しかしそれは最初の15キロぐらいまでだった。
海のほうに向かって走っていた。一体どこまで続くだろうと思いながら走っていた。舗装された道が土と石ころの道に変わり、そろそろ終わるかなと思ったらまた舗装された道に変わった。普段公園の決まったコースを走っているので、あそこのベンチの前を通ったら何キロとか、そこを一周小回りしたら何メートルぐらいとか全部覚えている。しかしそのような距離感はエンドレス的で景色の変化も少ない多摩川の堤防ではまったく感じられない。距離感の無さが無力感を生み出し、帰りの体力と精神力を無情にも奪っていく。
もっと滅入ったのは、堤防の上の道は距離の表示が100メートル単位で地面に書かれていることだった。足が上がらなくなりつつある時に、100メートルでも遠く感じてしまうのに、ご親切にもいちいち教えてくる。100メートルごとにパンチを食らう感じだった。距離感と距離は違う物だと、今になってわかった。
2時間43分。まあまあかな。