言語学

四限目の英語の先生は、凄く面白い話をした。
例えば、

A I love you.
B I am in love with you.

この二つの文には、一見同じなんだけど、実は大きな違いがある。
Aの文は、 I と YOU の距離は近い。→責任がある。
Bの文は、 I と YOU の距離ははるかに遠い。→無責任(自分のことだけ言っているみたい)。
ある言語学者J.Hはそう語る:

言語的距離は現実の距離を反映する

日本語にもそういう現象があるかな?
なんか面白そう。
でも、そろそろバイトに行かなくちゃ...悲しい
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妻?奥さん?

昨日は授業でクラスメイトの発表についてコメントをする時に、妻のことを「奥さん」って呼んで、先生に指摘された。今の日本人女性は自分の配偶者を「夫」とか「旦那さん」とか呼ぶ人がいるけれど、日本人男性は絶対に他人の前で自分の妻を「奥さん」って呼ばない。僕の呼び方は完全に間違っているって言われた。
実はこの間僕も気づいた。数日前、何らかのきっかけ(?)で「スーパー大辞林」で「奥さん」を調べたら、「他人の妻を敬って言う語」という説明が出てきてびっくりした。「えっ!まずい!」と思って、妻に尋ねたんだけど、「親しい友達なら分かってくれるから大丈夫よ」と。
僕は「奥さん」って呼ぶ理由は、第一に、響きがいい、柔らかい感じがする。第二に、妻という呼び方はなんとなく「妻」を低く言う気がする。(中文の影響?)でも、まあ日本ではやはり「妻」のほうが無難だから、直しておかないと...ハート

同性婚

今週の口頭表現に行われるディベートのテーマだ。
「同性愛結婚を認めるべきである」について、
僕たちは否定派に立たされて、
何らかの論点を集めなければならないけど、
なかなか見つからない。
アポリアだな...困った

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広辞苑V.S大辞林

つい先週に涎を垂らすほどの「大辞林電子辞書」を買ってしまった。
自慢じゃないけど、同時に広辞苑と大辞林の電子辞書を持っている人がそんなに多くはないだろう。
日本語中毒?!
早速使ってみると、
「すげー!『京都議定書』も載ってるんだ!」って叫びたくなる。
さらに、「チャラ男」、「きもい」、「ありえない」、「おれおれ詐欺」、「着信拒否」など、
現代的な言葉も出てくる。

現在、電子辞書の主流はやっぱり広辞苑だから、
それなりの長所があるかもしれない。
しかし、日本語学習者の立場から言えば、
僕は大辞林を勧める。
例文を見れば分かる。
広辞苑の例文は大体「源氏物語」、「平家物語」、「万葉集」等の古書から取り上げられる。
普通の留学生にとってはチンプンカンプンだ。
逆に大辞林の例文はより日常的、生活的、身近的。
電気屋さんに行ったら是非試してみてください。




「~ている」の五つの意味

?進行 コーヒーを飲んでいる
?結果 ガラスが割れている
?反復 毎朝六時起きている
?完了 五年前アメリカに留学している
?状態 丸い顔をしている


古文の授業で川村先生がざあっと教えてくれた。
いや知らなかった。
忘れていないうちにさっさとメモを。走る

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「は」と「が」の機能

私の日本語・論の課題を公開します。

<文章の例>
次の短い二人の会話は、「は」と「が」それぞれの機能が充分に発揮し、最も典型的に用いられていると思う。

村上春樹 「海辺のカフカ(下)」 P.347 五行目から

「図書館のことは?覚えている?」と僕は思い切って質問する。
「図書館?」彼女は首を振る。「いいえ、覚えてないわ。図書館は?遠くにあるの。ここからずいぶん離れたところに。でもここにはない」
「図書館が?あるの?」 
「ええ、でもその図書館には本は?置いてないの」
「図書館に本が?置いてないとなると、何が?置いてあるんだろう?」

<分析>
?は
「僕」は彼女も図書館のことを知っているはずだと思っているから、「は」を使う。つまり、「図書館」を「共有知識」(旧情報)として捉える。後ろの「覚えている」は情報の中心である。
?は
この「は」はこれから図書館という「主題」を示す→遠くにある、ずいぶん離れたところに、ここにはない。⇒情報の中心。
?が
情報の中心は「図書館」である。その遠くにあり、ここからずいぶん離れたところにある図書館である。もし「は」と置き換えると文がおかしくなり、「彼女の話が伝わっていない」、「話しを聞いていない」感じがする。
?は
「本」は「共有知識」として捉える。情報の中心は「置いていない」である。彼女の伝えたいのは「置いてない」だ。
?が
「本は置いてない」ということが分かったら、「置いてない」は既に「情報の中心」ではない。「情報の中心」は「本」に変わる。僕の伝えたいのは「本」だ。
?が
「何」は疑問詞で、情報の中心である。知りたいのは「何」だ。


<感想>
この会話は、「は」を「が」に、或いは「が」を「は」と書き換えるとおかしくなる。書く時だけでなく、話す時も「は」と「が」の区別を注意しよう。

古本祭り

img20041031.jpg昨日のテレビで第45回の東京名物「神保町古本祭り」が行われるというニュースを見て、今日は本の虫である奥さんを連れて行っていっぱい掘り出そうと思ったけれど、奥さんは大学の友達に演奏会に誘われて行ってしまったので、一人で神田の街をあちこち回った。大野さんの「日本語の文法を考える」(岩波新書)一冊しか買わなかったけれど、本の溢れている街を満喫して楽しかった。

夕暮れになって奥さんは神保町に戻ってきて、この間友達のライブで知り合ったKさんを紹介してくれて、一緒に餃子屋さんに行って晩御飯を食べた。Kさんの話を聞いていて、音楽への情熱が燃やされたような気がする。曲を作ってみたい!

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