カマトト

酒井順子さんの本にはある言葉がよく使われていることに気がついた。はい、カマトトです。

「なーにカマトトぶってんだよッ。」とか。(『煩悩カフェ』より)

気になって調べてみた。


【大辞林】
(かまぼこは魚(とと)から作るのかと尋ねる意からという)
知っているくせに知らないふりをすること。世慣れていないように振舞うこと。また、その人。多く、女性についていう。「かまととぶった女性」

【新明解】
(「かまぼこ」は「魚トト」で作るのか、と尋ねる)
世慣れていないふりをよそおうために、わざととぼけた物言いをすること(人)。「かまととぶる」


カマトトの後ろに必ず「ぶる」が来るみたい。そして「トト」を調べたら、魚・鶏などの幼児語だって!トリならまだ分かるけど、どうしてサカナはトトになるわけ?魚をまな板の上で「トトトト」と切る音かな?何だが可哀相。

実はこのカマトトの響きがとても気に入った。どっかのトロピカルフルーツの名前みたい。かわいい。うちの奥さんに「ちょっとカマトトぶって」と言ってみたら、「古いなあ」とあきれられ、そして「あたし別にカマトトじゃないもん」みたいな感じで、ぷんぷんした顔をされてしまった。うん、どうやらカマトトはあまり使わないほうがいいらしい。

ところで、酒井順子さんの筆先や言葉遣いは、なんか僕が翻訳を担当している雑誌の女性編集者と似ているような気がする。二人はともに40代前半で、独身、もっとも華やかな歳にバブル経済を満喫したのだ。

「言葉は時代をうつす鏡」って本当だなぁとつくづく思ったのでした。(→酒井順子風)






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そうか

どうやら消せないようです。

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2006/07/28 AM 0:16
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腹が立つというより、悲しい気持ちです。ブログという言葉まだなかった時代から愛用してきたのに、むりやり人の記事に広告を入れるなんてあんまりです。自分の家の玄関先に三種類の看板を日替わりに立てられたら、誰だってたまらないでしょう。

引っ越そうと真剣に考えていました。良さそうな物件も見つかりました。でも、ココはエクスポートがありません。大事なものを外に運び出したくても出せないんです。何だが看板だらけのドアのない欠陥住宅に住んでいるような気がしてきました。

まいいや。欠陥住宅でも看板だらけでも、思い出がいっぱいいっぱいな大事な家ですから。私は住み続けます。いつか看板の消える日が来るのを願いつつ。







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八百屋さんのプレゼント

保育園の近くに、よくプレゼントしてくれる八百屋さんがいる。

初めてその八百屋さんを知ったのは、お迎えの帰りにいつもと違う道を走っていた初夏のある日だった。ぎゅぎゅっと詰まった一袋のピーマン、100円。ドでかい白菜、100円。「安っ!」と驚いて、チャリンを停めた。りんご、バナナ、ピーマン、きのこなどを手にして男の店主に渡した。すると、男は何も言わずに納豆と豆腐をビニール袋に入れてくれた。あとで豆腐屋さんへ豆腐を買いに行こうと思っている僕はまた驚いた。申し訳なさそうに笑い、背中にいる息子へのプレゼントかなと思って、ありがとうございますと言った。

二回目は美人強化週間にいるうちの奥さんを応援するために、思い切って結構いい値段の果物をいっぱい買った。男にいきなり「夕食、決めた?」と聞かれた。「いや、まだ決まってないです」と答えたら、「よし!決めてやる。」と。そして、男はトマトの下に置いてある段ボールを開け、その中から5山ぐらいの舞茸をビニール袋に入れ、厚揚げと一緒に渡してくれた。作り方まで教えてくれた。言われた通りに作ってみたが、まずかった。きっと自分の聴解力に問題があると思う。

三回目はゴーや、もやしなどを買った。「ゴーやチャンプル?」「あ、はい。」実はゴーやとスペアリブのスープを作ろうと思ったが、チャンプルも食べたいところだった。すると、豆腐がついてきた。

四回目はチンゲン菜、エリンギなどを買った。「炒める?」「はい、炒めます。」そして、男は厚揚げをおまけして、彼の得意らしい「厚揚げレシピ」第二弾を伝授してくれた。今回はちゃんと聞き取れたので、美味しかった。

五回目は何だろうなあとひそかに楽しみにしてはいるが、まるで息子をおんぶしてプレゼントをもらいに行くみたいと思うと、何だが申し訳なくなる。でも本当に安くて助かるから、買い続けます。

「厚揚げに篤い人情あり!」なんて駄洒落を飛ばしてみたくなった。







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