グランデを飲め

より作者の心境に近づきたいというか、自分にはなんとなくなんらかの意味があるというか、できるなら、実際にその作者が足を運んだところへ行ってその本を読む。あくまで「できるなら」だから、たいしたところじゃないんだけど。

例えば。星野博美さんなら、ファミレス。村上春樹さんなら、デニーズ。(彼はそこのチキンサラダをほめたことがある。私も食べてみた。)吉本佳生さんなら、スタバ。

グランデを飲め
↑初グランデ

私の「できるなら」の範囲はファミレスとコーヒーショップしかないかと思うとやや切なくなるけど、とにかくこの本を読み終わった。しかもスタバのところをスタバで読んで、記念写真まで撮った。かなり恥ずかしかった。

カタカナが苦手な私がはサイズの呼び方を覚えるのが面倒だったから、日本に来てからスタバでトールしか頼んだことがなかった。なるほど!プラス100円でトールの二倍の量が飲めるか!!知らなかった。

これからグランデで行きます!ありがとうございます、吉本佳生先生。いろいろ勉強になりました。
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曖昧語

 商品誌の記事を翻訳するとき、日本語は本当にストレートに言わない言語だなぁとつくづく思う。日本人の日常生活もそうだけど、法の規制もあるというので、広告の記事における言葉や表現などに非常に気を遣っているらしい。

 例えば、化粧品を紹介する記事を訳しているときに、「働きかける」という言葉に悩まされたことがあった。当てはまる華語が思い浮かばなかったからだ。文章の流れから見れば、そこに華語の感覚では「効く」とか「有効」という言葉が来るのが一般的だが、「働きかける」と「効く」は日本語的にはかなり意味が違う。でも、「積極的に作用をしかける」という風に訳したら、どうも勢いが弱いというか、説得力がないような気がする。

 そもそもシミとかシワとかに「働きかける」というのは、非常に曖昧な言い方ではないか。働きかけて、それで?効くの?効かないの?はっきり言えよ、と突っ込みたくなる。日本人は「効く」というニュアンスを感じ取れるかもしれないが、中華圏の人にはそんな暗黙の了解は存在しない。はっきり言って、「効く」ときっぱりアピールしないと買ってもらえないと思う。

 編集者に相談してみたら、日本は法律によって医薬品とか化粧品とかの広告に「効く」みたいなストレートな言葉を使ってはいけないらしい。それは驚いた。台湾で薬か化粧品の広告なんてみんなバリバリ「効く」と大いに宣伝しているから。結局折り合って「働きかける」という言葉を訳文で「改善する」という表現を使うことになった。もしかして、菊を持っている女優さんが「キク~」と気持ちよさそうに連呼する、あの何とか湿布のTVCMがシャレを使ってその規制を逃れているかもしれない。

 「働きかける」のような「曖昧語」のほかに、受身と伝聞といった語形変化や断定を避ける言い方もよくごまかし(責任回避といってもいいだろう)に使われているようだ。

    ~~といわれる(いわれている)
    ~~とされる(されている)
    ~~という
    ~~とか
    ~~そう
    ~~かもしれない

 忠実にいちいち「聽說」「有人說」「據說」「也許」という風に訳したら中華圏の読者に怒られそうなので、一つの記事にあまりにも多用されたとき、私はこういうごまかし成分の一部を無くして訳すようにしている。このやり方が正しいかどうかわからないが、商品はそこそこ売れているようだし、くびにならずに三年間やってきたし。翻訳料は上がっていないけど。しくしく。

巨人防御システムの倒し方

 卒論を出したあと、真っ先に向かったのはDSのFF4。待ちに待ったぜ。

 ネット上の攻略などを一切見ずに巨人の制御システムまでたどり着いたけれども、20回以上戦っても透過レーザーにやられっぱなし。もう「ぜんめつ」というメッセージにうんざりしてきたので、嫌々ながらネットで適当に攻略を見つけた。まず防御システムを倒さないと無理で、防御システム→制御システム→攻撃システムという順番で倒せばいいらしい。その通りに戦ってみた。

 ぜんめつ、ぜんめつ、ぜんめつ、ぜんめつ、ぜんめつ。制御システムを叩いているうちに、いくらケアルガしても攻撃システムのド強いレーザーにやられてしまう。

 六回目の戦いが始まろうとしたところ、ふと思いついた。待てよ、攻撃システムを先に倒せば?常にリフレク状態の制御システムは防御システムによって回復されるけど、5人で武器で叩けば与えられるダメージは回復量を上回る可能性もあるじゃないか。

 思いは的中だった。セシル、489。エッジ、214。ローザ、198。リディア、126。フースーヤ、10。1回りの攻撃は大体1000ちょいのダメージ。回復される量は決まって856。ものすごくちまちまだけど全員ヘイストで地道に叩けばいつか...と思いきや、だんだん眠くなってきた。データによると、制御システムのHPは30000という。200の減りで計算しても5人×150回の攻撃が必要。気が遠くなる数字だ。指の感覚をだんだん失っていく。

 ふとひらめいた。武器を投げてみようか、忍者のエッジ王子で。アイスソードを投げてみたら、えっ?3568!?マジ?次に何とか手裏剣を投げたら、なんと7000台の数字を叩き出した。おいおい、斧でぶっ叩かれるより手裏剣を投げられるほうが痛いかよ。まあどっちも痛いかもしれないけど、助かるわ。

 もう一回投げる前に、制御システムはぶるぶるぶるぶると沈んだ。動かなくなった防御システムはなんとなく寂しく見えた。

 というわけで、巨人の制御システムのところでDSを窓の外に投げたくなった方々、是非のこの方法でやってみてください。攻撃システムをなんとか先に倒せば、あとはエッジ王子で要らない武器を大放出するだけ。ただ、くれぐれも右の防御システムへ投げないように気をつけてください。残りの防御システムが制御システムより先に消えると非常に怖いことになるよ。

如果有一天

YouTube
梁靜茹(リャン ジンズウ) 如果有一天(もし ある日)

lyricist>易齊   composer>郭文賢


現在也只能欣賞 唯一的合照一張
淡忘了的是那個街角
想念的是當時的微笑

一枚しかない二人の写真を眺める
忘れてゆくのはあのときの街
想っているのはあのときの笑顔


生活中交錯失望
越想念就越孤單
若再被寂寞迎頭趕上
多感傷原來只是正常

がっかりすることばっかり
想えば想うほど寂しい
また寂しさに追いつかれたら
悲しみに慣れてしまいそう


你是不是也在品嚐
一個人的咖啡和天光
是不是也忽然察覺到
多出時間看天色的變換

一人の珈琲とそら
あなたも味わっているの?
変わりゆくそらの色
あなたもふと気づいたの?


如果有一天 我們再見面
時間會不會倒退一點
也許我們都忽略 互相傷害之外的感覺

もしある日 私たちもう一度会えたら
時間は少し戻るのかな?
お互いの痛みしか 私たちは感じていなかったかも


如果哪一天 我們都發現
好聚好散不過是種遮掩
如果我們沒發現 就給彼此多一點時間

別れたのはただのうそ
私たちはいつか気づくかも
もし気づいてなかったら
お互いにもう少し時間をあげよう

新しい携帯

 つい四年間使い古した、学割つきの携帯とさようならをいい、新しい携帯に切り替えた。

 学割の携帯はしょぼいとまでは言わないけど、決して広告かCMに登場することがなく、地味な機種ばかり。それはそれでいい。カメラとメールの機能があれば十分。四年間ずっと学割を使い続けて、日々進化している携帯にまったく眼を配らなかったので、いざ学割以外の携帯に変更しようとしたら、店内でずらりと並べられている鮮やかな携帯たちに目まいがした。どれにしようかなあとわくわくもちょっとした。

 自慢ではないけれど、僕はスーパーでキリンにしようかモルツにしよう発泡酒にしようかビールにしようか、10分ぐらい考え込んだことがあるほど、決断力に欠けている。でも携帯になると話が違う。テレビ電話とか財布とかワンセグとかなんとか全部要らない、とにかく機種変更料金が一番安いやつを選べばよい。そして、ソニーさんの白いWALKMAN携帯に決めた。夏川りみの唄を入れて電車で移動するとき聞いてみようと思ったからだ。

 年末年始にシフトを入れられたのか、顔が暗い店員さんの女の子にこの機種はもう在庫がないと言われた。近辺にあるショップに問い合わせてもらった。3軒は在庫がない、1軒は青しかない。白いWALKMAN携帯があるという返事をもらったのは5軒目だった。しかも最後の一台。それを聞いてますます欲しくなった。

 予約してもらって翌日にその店へ取りに行って、ようやく白いWALKMAN携帯を手に入れた。この機種はもう生産していないとそこの店員さんから聞いたら、すごく嬉しかった。僕にはレア物を欲しがる癖があるかもしれない。

卒論

 年末年始の大掃除、じゃなくて、大詰めでようやく卒論を終わった。完全に終わった。「たかが」と思う人がいるけど、卒論を書く本人は決して「たかが」と思わない。少なくとも僕は思わなかった。自分の思い込みに追い詰められ、イライラして眠れない夜もあった。卒論から解放された身軽さはなんともいえないね。もう最高!もう二度と論文なんか書くまいと新年早々に固く決意した。(まったく研究者に向いていない)

 いちおう日本語学専攻の留学生として忠告しておきたいが、自分に母語という優勢があるといっても、卒論を対照言語研究にするのは必ずしもうまくいくとは限らない。とても大変だ。翻訳に興味があってやってみたら、全部の用例にグロスをつけるだけで発狂しそうになった。比べれば比べるほど、やっていることの意味がだんだん分からなくなる。おとなしく日本語だけを対象にしたほうがよっぽど楽だと思う。

 何日を過ぎたら言えなくなるそうだが、明けましておめでとうございます!ここのブログは目障りな記事内広告がなくてとても居心地がよい。前使っていたブログはお金を払わないとエクスポート機能が使えなくて、2007年以前の記事はそっちに放置するしかない。消されない(つぶれない)ように祈る。
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