お魚屋さん

 
昨日コインランドリーからの帰りにお魚屋さんに寄った。生のさわらを二切れを頼んだあと、おばさんがさばいている間に美味しそうなアサリが目に入った。アサリはいくらですかって聞いてみたら、おばさんは見もせずに店の奥でさわらをさばき続けながら言った。全部で300円です。

えっ?安くない??と思った。幅が親指ぐらいの、結構大きなアサリが30~40個ぐらい箱の中に転がっていた。やや信じられなかったが、全部くださいと言った。これで生姜の効いたアサリの野菜スープが作れる。僕のソールフードの一つだ。

店の前に出てきたおばさんが新鮮なさわらを僕に見せたあと、箱の中のアサリに目をやった。あれ、まだこんなに残ってるんだ。しまったな、これは二倍の値段ぐらいするかな。どうしよう。

どうやらおばさんが残っているアサリの量を正確に把握していなかったようだ。じゃあ、300円分のアサリをくださいと言ったら、おばさんは微笑みながらきっぱりと答えた。

魚屋さんは値段を一回言ったらそれで決まりよ。全部持っていきなさい。

出来たスープは最高に美味しかった。母がよく作ってくれた懐かしい味にそのおばさんの笑顔と気持ち。



サンタクロース

 

昨日新聞屋さんにサンタさんの姿でプレゼントをちびに届けてもらった。数日前からちびが「サンタさん来るのかな?」とつぶやいていたけれど、本当に来ると思っていなかったらしく、玄関先に立っている本物のサンタさんを見たら唖然とした。プレゼントを渡された後もしばらくボーとしていて、まだ信じられない様子だった。やっと我に返って恥ずかしそうに「ありがとう」と小さな声で言ったら、「いい子したら来年また来るよ」とサンタさんに励ましてもらった。

日本の新聞購読は全国の新聞紙売上の95%を占めていると、天声人語で読んだ記憶がある。津々浦々の新聞販売店がそれぞれの地域に密着しているだからこそ、こんな嬉しいサービスができるのだと実感した。

これから毎年頼まなければならないかもしれないと思い、大変だなとは思うけれど、ちびがサンタさんの存在を信じているうちにやっていくか。



 

股割れパンツ



中国に滞在したことがある日本人のお母さんから「台湾にも股割れパンツあるの?」って聞かれて、あの写真を思い出した。

ベンチに父と一緒に座っている僕は難しい顔しながらカメラを睨みつけている。両足を広げて、股割れパンツからおち○ち○が丸見えだった。親戚が集まってアルバムなんかを眺めるとき、その写真を見ると必ず一段と盛り上がる。

まさに究極のおむつなし育児グッズだと思いつつ、後始末はどのようになさっていただろうと興味が湧いてきた。国際電話で母に聞いてみたらこうだった。

「後始末もなにも、そこらへんにホイホイと捨てたり埋めたりしただけよ」
「そこらへん?」
「溝とか畑の中とか藪の中とか」

確かに、おばあちゃんちの周りには溝も畑も藪もあった。

「家の中でしたら?」
「床も全部土間だったから、土か糠で覆ってホイホイと掃いて、外のそこらへんにポイすればいいさ」

確かに、小学校に上がる前に家の中は全部土間だったという記憶はある。

「股割れパンツっていってもね、あんたが履いてたものは前のところだけ開いてて、昔おじさんたちが使っていたのは後ろまで開いてたよ」
「へー。でも前だけだったらうんこはどうする?」
「まあ、なんとか出てくるから」
「はあ。大変だったね」
「大変だったよぉ」

僕は何歳からおむつが取れたのって聞いたら、母もよく覚えていないらしく、お茶を濁した。ああいう後始末の仕方じゃ今実行するのはありえんけどな。

秋葉鶏排

 
秋葉原に台湾のB級グルメ専門店がオープンしたという話を聞いて、早速行ってきた。驚いたのはその店の小ささではなく、隣が三年前初めて冒険しに行ったメード喫茶ということだった。なんという偶然だろう。運命のいたずらとでもいうか。メードさんたちは仕事が終ったらそこで鶏排をかじったりタピオカミルクティーを啜ったりするのかな。

そんなどうでもいいことは置いといて、早速食べたものを紹介しよう。お腹はあまり空いていなかったので、うちの奥さんといろんなものを一品ずつ注文して一緒に食べることにした。タピオカミルクティー以外。





左:米粉湯(ヴィーフンテン)
右:魯肉飯(ローヴァーバン)

(   )は台湾語で、「テン」と「バン」は母音を抜いて「tン」「bン」って発音する感じ。うん、説明するのは難しいな。まあいいや。ポイントは、セットで550円。都内にしては良心的な値段だと思う。あ、そうそう、タピオカミルクティーは入ってないよ。いくらだったっけ?忘れた。味も結構本格的で、彩りなタピオカ(粉圓)が楽しめる。私の印象では茶色しかなかったけど、いつの間にかいろんな色のタピオカに進化したのかもしれない。





主役の鶏排(ゲーバイ →台湾語)だ。
250円で揚げたてのアツアツさとジューシーさ、しかも音無響子さんの顔より大きい(たぶん)。お得だよ。台湾本場の味が忠実に再現され、懐かしくて美味しかった。







鶏排はお好みで四種類のスパイスを選べる。お肉の上に撒いて食べる。個人的にはレギュラーの唐辛子が好きだ。







お店のメニューはこんな感じ。








手前の店員さんは沖縄出身の方。オーナーは台湾人って教えてくれた。鶏排もこの方が揚げてくれた。ありがとう!本当にご馳走さまでした!また来るね。


愚痴

 
翻訳はぼちぼちとやってますけど、最近クライアントさんからの注文はチャイナパワーを物語っている。


うちの中国人スタッフはこの訳がおかしいって言っているんですけど....

このパンフレットをお願いしたいんですけど、訳は前の簡体字のやつを使って。


もう、やかましい!台湾の中国語と中国の中国語はそもそも違うんだよ!!中国人スタッフがいるなら彼らにやってもらえば!!??と叫びたいところだけど、仕事がなくなると困るので、頭を抱えながらやるしかない。

しかしそのパンフレットの簡体字訳がひどい。直訳すぎる。写真とまったくマッチしていない。さすがに中国人も読むに堪えないだろう。使えって言われてもな。

久々の愚痴でした。