多摩川


25週間のフルマラソントレーニングは半分を過ぎ、先週土曜日のメニューについに30キロ走が登場した。さすがに一周2.5キロの公園をぐるぐる走るのがつまらないので、かみさんのアドバイスに従って多摩川へGO。家からそこまでの道は5キロぐらいで、あとは延々と堤防の上を走るだけ。

空が青くて富士山がよく見える。河川敷に子どもたちがサッカーボールを追い、おじさんたちが元気な声を出しながら草野球をしている。とても気持ちがいい。しかしそれは最初の15キロぐらいまでだった。

海のほうに向かって走っていた。一体どこまで続くだろうと思いながら走っていた。舗装された道が土と石ころの道に変わり、そろそろ終わるかなと思ったらまた舗装された道に変わった。普段公園の決まったコースを走っているので、あそこのベンチの前を通ったら何キロとか、そこを一周小回りしたら何メートルぐらいとか全部覚えている。しかしそのような距離感はエンドレス的で景色の変化も少ない多摩川の堤防ではまったく感じられない。距離感の無さが無力感を生み出し、帰りの体力と精神力を無情にも奪っていく。

もっと滅入ったのは、堤防の上の道は距離の表示が100メートル単位で地面に書かれていることだった。足が上がらなくなりつつある時に、100メートルでも遠く感じてしまうのに、ご親切にもいちいち教えてくる。100メートルごとにパンチを食らう感じだった。距離感と距離は違う物だと、今になってわかった。

2時間43分。まあまあかな。


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