ガスファンヒーター


夏は冷房なしでもあらゆる智恵とテクニックを駆使して乗り越えたが、冬はさすがに肉体と洋服だけでは無理。台所のガス給湯器に続き、今度はガスファンヒーターを購入した。

給湯器はガスと水道にかかわる工事が必要だから、東京ガスの業者さんに頼むしかなかった。でもガスファンヒーターは色々調べた結果、もし部屋の壁にファンヒーター専用のガス栓があれば自分でも簡単に設置できるらしい。うちにはあった。


無題

本当にガスファンヒーターを買ってくれば良いかなぁと、結構不安だった。ガスだからね。下手するとガス漏れとか爆発とか・・・。でも東京ガスで買うと凄く高い。同じタイプの値段は量販店の二倍ぐらい。散々悩んだ挙句、やっぱり量販店で買うことにした。


これ ↓
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木造11畳、コンクリート15畳のお部屋が暖まるタイプ。

東京ガスで買うと5~7万円台だけど、同じタイプのものは家電量販店が2~3万円ぐらいで売っていた。喘息治療中の息子を考えてちょっと高めの空気清浄機能付きの機種を買った。それでも3万をちょっと超えただけで、東京ガスで買うよりはるかに安かった。ガスホースが付いていないのはちょっとアレだけどね。炊飯器にしゃもじが付くように、ガスファンヒーターにホースを付けてほしかった。別売りのホースを一緒に買わなければならなくて、2千円台の2メートルホースを選んだ。



さて。果たして自分で設置できるのか?!



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科学しないで


ずっと気になっていたことがある。

何々を科学する。

例えば ↓
紅葉を科学する



初めてこの表現を目にしたのはつい最近のこと。ある会社からの翻訳原稿だった。△△を科学する(守秘義務のため一部消音処理)。ん?科学は名詞じゃなかったっけ?「する」を付けていいの?っていうか、どういう意味なんだよ。

ネットで調べてみたらある質問サイトで分かった。要するに、科学的に分析する、科学的な視点から見る、みたいな感じらしい。なるほど。なんとなく納得した。それを「科学する」って表現出来る日本語のゆるさに感心しながら、呆れた気持ちもあった。


プロの調理を科学する
ニンニクを科学する
おいしさをを科学する
パニック脳を科学する
フィクションを科学する
強運を科学する
日本古代史を科学する
坐禅を科学する
理想的な昼寝を科学する
根性を科学する
体型を科学する
ワインを科学する
採用と離職を科学する
らーめんを科学する
......


検索サイトで「を科学する」をかけてみれば分かるが、もはや科学することが出来ないものは存在しないと思われる。こんなにたくさんの用例が出てくるということは、この奇妙な表現は相当前から使われているようだ。一体いつからどこで使われ始めたんだろう。

中国語の「科学」は動詞に成りえないので、翻訳する時は「行間」と「内容」をよく読んで、科学を名詞か副詞的な使い方に戻して動詞を足すしかない。

例えば、

らーめんを科学する。
  ↓
らーめんを科学的に●●する


その「●●」は大体「分析」や「説明」に当てはまると思うけど、キャッチコピーとして「分析」や「説明」を使うとなんか味気が無い。日本語は科学を「する化」(動詞化)することによって生まれたあやふやさでその味気無さをうまく消したと思う。でも中国語はそうはいかない。日本語の読者に察して頂く(言わぬが花、というべきか)文化によって消された本来の動詞を復元しながら、なおかつ行間の雰囲気を壊さないのは並大抵のことではない。頭が相当疲れる。


何もかも「科学する」のをやめてほしいな。