翻訳ガール


すごく面白い小説を読んだ。


翻訳ガール 


翻訳会社を舞台とした小説はそもそも珍しい上、
登場人物の一人一人が鮮明な個性を持ち、
構成も描写も人を惹きつける何かがある。

自分は翻訳会社からお仕事を頂いている立場なので、
翻訳会社のことはもちろんある程度理解している。
ただ、小説という形で「翻訳会社の仕事現場を見た」のは初めてで、
改めて日ごろお世話になっているコーディネーターとチェッカーたちに感謝しなくては! 
と思った。


最後の一節をここで引用する。

タナカ家にもそのまま当てはまる言葉だった。コーディネーターが営業をかけてトライアルを請け負い、みんなで苦心してそのトライアルの最高峰の翻訳原稿を仕上げて提出しても、相手先の意に染まらなかった場合はそれで終わり。けれどもその落胆を糧に、多くの歓喜も勝ち取ってきた。


これからも私を選んでくださった翻訳会社の皆さんに感謝しつつ、
一緒に最高峰の翻訳を仕上げて多くの歓喜とお客様の嬉しい声を勝ち取っていきたい。