ランボー


先日、お客様からクレームが来たと、翻訳会社に告げられた。

去年納品したものに誤訳があって、パンフレットを印刷し直すことになったらしい。慌ててその納品ファイルを調べたら、本当だった。誤訳というよりも、アリカをアリカと打ったような、ものすごい単純だけど絶対にあってはならないタイプミスだった。

そのお客様はとても慎重なクライアントで、翻訳会社が校正・校閲したものを海外現地のネイティブ社員に何度もチェックしてもらい、その結果をまた翻訳会社を通して私にフィードバックして修正を求めた。レイアウトが出来上がった後も手書きの修正が何回か入っていた。本当に大変な案件だった。

なのに、そのタイプミスは誰にも気付かれたことなく、翻訳会社の校正・校閲を通り抜け、今まで経験した中で一番うるさいチェック体制が厳しいお客様の監視をくぐり、最後の最後まで生き残ってしまった。もはや奇跡としか言いようが無い、まるでランボーのようなタイプミスだった。それを生み出した張本人が私だが。

幸いなことに、翻訳会社はお客様に刷り直しの費用を請求されることなく、クライアント側の負担で済むことになったけど、今回のことで改めて誤訳の怖さを味わった。

落ち込んでいる暇はない。気を建て直して、頑張ろう!



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