バイト

毎日朝五時半に起きて、六時半ぐらいの電車に乗って成田空港に向かう。家に帰ったら大体夜九時を回ろうとしている。妻とご飯を食べてお風呂に入ったあと、十二時か一時まで翻訳の仕事をする。このような生活は一週間ほど続いた。しんどかった。

最も経済的な交通手段でしか交通費が出ないので、コツコツと京成線の千円特急で往復するしかない。仕事が終わってへとへとになって、ホームでスカイライナーを見たら、思わず「乗りてぇー!」と涎をたらした。だけど、乗ったら時給の83%が消えると思って、我慢した。

今まで、ずっと「会社が出してくれた交通費は儲けだ」と勘違いしていたが、妻の一言で悟った。だって自分が先に払っでしょう!と。こんな簡単なことに気づかなかった私はアホだ。毎日五時間を通勤に潰したのに、ただで電車に乗れてお得したと思った。しかも、五時間をプラスしたら、平均時給はマックの高校生以下… Orz ←台湾の絵文字(ショックを受けた様子)

今回のバイトは外国人観光客を対象に日本のイメージについてアンケートに答えてもらうという仕事。当然ながら私は台湾人中心でアンケートを取ることになった。

台北行きの便の搭乗ゲートで待ち伏せすればOKだが、問題になったのは次の便のゲートとの距離が想像を絶するほど、遠い

「なんで空港はこんなに広く作らなければならねーよ!」と駄々をこねて叫びたかったけど、「当たり前だろう!」と言われるに違いない。三日目にして足の指にマメが出来てしまい、成田空港の恐ろしい巨大さを改めて認識させられた。

最後、熱心にアンケートに答えてくれた人々に、感激いっぱいで、「本当にありがとうございました!」

お陰さまで、稼げました。

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