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すてきな本

古本屋さんで、ちょっと不思議な本に出会った。

『にほんご』

著者
安野光雅
大岡信
谷川俊太郎
松居直

発行
株式会社 福音館書店

1979年11月30日 初版発行
2003年1月5日  第42刷


めくってみたら、迷わずに買った。特に、谷川俊太郎が書いたあとがきは、すごく良かった。

「言語を知識としてというよりも、自分と他人との間の関係をつくる行動のひとつとして、まずとらえます。そのためには、ことばの意味伝達、感情表出のはたらきと同時に、意味や音韻面での遊びの要素も無視できません。ことばの豊かさをまるごととらえること、とこばは口先だけのものでも、文字づらのものでもなく、全身心をあげてかかわるものだということを、子どもたちに知ってほしいと思います。」

「いま私たちの使っているとこばは、地球上にあるたくさんの言語のひと つ、日本語としてとらえます。また、いわゆる共通語を基本としますが、地域語のもつ共通語にはないはたらきにも、子どもたちの関心をうながしたいと思います。自分の使っている言語が唯一絶対のものではないと知ることは、他の民族、他の文化、ひいては他人とのまじわりのむずかしさと同時におもしろさをも、子どもたちに気づかせるでしょう。」

悲しいことに、ふだん何気なく話している「ことば」の大切さは、私は日本に来て日本語を勉強してから、はじめて気がつかされた。人生の1/3を生きてきたのに、こんな大事な大事なことを全く意識していなかった。いや、知らなかった。

子ども向けだから、本の内容は全部ひらがなで書かれている。挿絵や写真もついている。

その中、私の一番好きな文章は47ページにある。

じぶんの きもちが、しぜんに ことばになれば、
そのことばは いきいきする。


日本の子どもが羨ましい。こんなすてきな本を書いてくれる人がいて。

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