股割れパンツ



中国に滞在したことがある日本人のお母さんから「台湾にも股割れパンツあるの?」って聞かれて、あの写真を思い出した。

ベンチに父と一緒に座っている僕は難しい顔しながらカメラを睨みつけている。両足を広げて、股割れパンツからおち○ち○が丸見えだった。親戚が集まってアルバムなんかを眺めるとき、その写真を見ると必ず一段と盛り上がる。

まさに究極のおむつなし育児グッズだと思いつつ、後始末はどのようになさっていただろうと興味が湧いてきた。国際電話で母に聞いてみたらこうだった。

「後始末もなにも、そこらへんにホイホイと捨てたり埋めたりしただけよ」
「そこらへん?」
「溝とか畑の中とか藪の中とか」

確かに、おばあちゃんちの周りには溝も畑も藪もあった。

「家の中でしたら?」
「床も全部土間だったから、土か糠で覆ってホイホイと掃いて、外のそこらへんにポイすればいいさ」

確かに、小学校に上がる前に家の中は全部土間だったという記憶はある。

「股割れパンツっていってもね、あんたが履いてたものは前のところだけ開いてて、昔おじさんたちが使っていたのは後ろまで開いてたよ」
「へー。でも前だけだったらうんこはどうする?」
「まあ、なんとか出てくるから」
「はあ。大変だったね」
「大変だったよぉ」

僕は何歳からおむつが取れたのって聞いたら、母もよく覚えていないらしく、お茶を濁した。ああいう後始末の仕方じゃ今実行するのはありえんけどな。

コメント

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おいさん
追伸:汚れたパンツはさっさと手洗いして、竿にはいつもパンツだらけだったそうです。お母さんは本当にえらいです。

おいさん
こちらこそありがとうございます!おいさんの質問のおかげで、本当に久々に母と盛り上がって喋っていたですよ。
私は古民家暮らしに憧れています。いつか東京を離れて田舎に移住しようと考えています。土間のある古民家は最高ですよね。

ははー、出たものを何とか片付ける、っていう方式ですね。
気になるのは、パンツに汚れがつくこともあるのでは!?っていうことですが、まあ、着替えればすむことですね。
土間って便利。昔の家に行くと、確かに玄関や台所は土間だったりしますよね。うちの田舎の家は現在もそうですし。便利~。

はるさん、ありがとうございます!