スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

箱根


先月何故か一週間も続いた咳で喘息を起し、病院に行ったらレントゲン写真まで撮られた。肺の異常が認められなかったものの、咳が相変わらず止まらず、大変なお正月を過ごした。夜眠れなかったり周りの人に新型インフルエンザを疑われたりして、とても辛かった。熱はまったく出ていなかった。

お正月は家でおとなしく静養して、箱根駅伝が終った翌日に箱根へ出発した。予定していた一泊の温泉旅行だった。おじいちゃんとおばちゃんが車で山の上の小さな宿に直行し、我々はJR、ロマンスカー、登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、登山バスなどなど、箱根のあらゆる乗り物を駆使して遊びながら宿に合流した(海賊船は翌日二回も乗った)。

ロマンスカーと新宿発の箱根フリーパス(二日間5000円)を用意すれば、箱根はものすごく手軽に行ける所に思えた。ただ私はフリーパスの存在を知らなくて、ロマンスカーの予約や切符の受け取りをする時もフリーパスの説明を受けておらず、その「とんでもないお得さ」に気がついた時既にロマンスカーの車内にいた。新宿からのフリーパスは箱根湯本までの往復運賃が含まれている上、箱根当地のほとんどの乗り物が乗り放題だった。駄目もとで新宿駅を後にしたロマンスカーのスマイル車掌さんにばかばかしい質問をぶつけてみた。

「今持っている乗車券を新宿からのフリーパスに変更できますか?」

もちろん駄目だった。できるわけがない。当たり前だ。幸い箱根湯本からのフリーパス(二日間3900円)もあるので、そこから買っても全然もとが取れる。新宿からほどじゃないけど(ぶつぶつ)。それでもうちは往復を乗りまくっていて、しかも3歳のちびは全部ただで乗れるから、非常にお得だった。

持参した文庫本は三浦しをんの『風が強く吹いている』。12月に映画を観て、小説を読め始めて、風邪を引いた神童さんが山登りの五区を走っている所に箱根駅伝の生中継を見た。そして、ロマンスカーと箱根の温泉旅館でその物語のクライマックスを迎えた。最高だった。こんなリアルタイムな読書体験はなかなか味わえないものだ。小説の中で詳しく書かれている所が次から次へ目の前に現れ、5キロのベストタイムが25分台の私はあらためて箱根駅伝の凄さを肌で感じたのだ。

「湯治」のお陰か、治りかけていた風邪もすっかり治った。




ロマンスカー17号の展望席
ロマンスカー17号の後方展望席。




強羅駅の牛ベル
強羅駅の牛ベル。





富士山
大涌谷から見た富士山。めちゃくちゃ寒かった。





大涌谷のロープウェイ
箱根に来たらこれは乗らなくちゃ。





世界一
有料乗車人数が世界一のロープウェイだって。納得。




海賊船から見た富士山
海賊船から見た富士山。飽きたぐらい富士山を見た。



コメント

非公開コメント

こんばんは。
私も電車が好きなので、「箱根のあらゆる乗り物を駆使」 この楽しみ、よく分ります。
『風が強く吹いている』 観ました。もちろん 箱根駅伝の応援も。
「君の代わりはいない  君が変わるんだ」
この言葉、忘れられません。

のさん
おはようございます。私も電車が好きで、青春18切符で北海道と愛媛に行ったことがあります。さすがに疲れましたが。
小説の中に一番印象に残る言葉は「信じる信じないじゃなくて 君なんだ」(→うろ覚え)。先に映画を観たので、読んでいる時俳優さんたちの顔が勝手に浮かびますけど、キャラクターがあまりにもぴったりなので読み終わったときに何だか映画の「完全豪華ノーカット版」を観た気分でとても良かったです。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。