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ダブルドラゴン

フリマで買った箱&取扱説明書付きの『ダブルドラゴンⅢ』をオークションで売った。ダブルドラゴン、知らない?ファミコンのゲームソフトだよ。ソフトというより、カセットだね。はい、うちではファミコンはまだ現役だ。

どうして売ったって?
もう持っていたから。フリマで『ダブルドラゴンⅢ』を見たとき、自分が持っているのはⅠかⅡかⅢかよく覚えていなかった。まあとりあえず買ってこう。250円だし、ダブったらオークションで売ればいい。箱と取扱説明書が付いている『ダブルドラゴンⅢ』なら、絶対それ以上の値段が付くのだ。損はしない。

お財布的には損はしなかったものの、気分的には損した。郵便局で損した気持ちになった。

防水のぷちぷちシートが内側に付いている封筒でカセットを丁寧に梱包し、落札者に送ろうと郵便局に足を運んだ。「普通の郵便とゆうメールはどちらか安いですか」って尋ねた。郵便は200円、ゆうメールは180円だった。手紙が入っていないならゆうメールでOKだが、はさみで穴を作って中身を確認する必要があると、職員さんがそう説明した。

「手紙は入ってない。ゆうメールでお願いします。」少しでも安い送料で済むなら、安いほうがいいに決まっている。でも、職員さんが封筒の左側の真ん中にはさみを入れた瞬間、後悔した。

せっかく防水防衝撃の封筒に入れたのに、そんなに大きな穴を切らなくてもいいじゃないんですか??!!今大雨だよ。箱&取扱説明書付きの『ダブルドラゴンⅢ』が濡れたらどうすんの??

心でそう叫びながら、声には出なかった。封筒が切られるという説明を受けて了承したから、文句はいえない。それにしてもさ、本当に容赦なく切るよね、まったく。対辺2センチぐらいの正三角形が開いたぜ。何もそんなに大きく開けなくてもいいのに。しかも本当に僕の目の前で中身をチェックしたんだよ。かわいそうな穴をさらに広げて中を覗いてさ。何もいえないのも辛かったけど、さすがにちょっと頭にきたんだね。たった20円のためにこんな屈辱感と悔しさと怒りの混ざった気持ちにさせられた。えらく損して悲しくなったんだよ、大雨に包まれてさ。郵便物は普通濡れないように配達されるだろうけど、そういう問題じゃない。気持ちの問題だ。

手紙が入っているかどうか、彼らとってそんなに大きな意味を持つのだろうか。郵便局にしてはそれは法律的に大きな意味を持つかもしれない。でも、その――わけが分からないが――大きな意味も、送り手のささやかな思いやりをひどく傷つけることになるかもしれない。


コメント

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素敵なブログですね。
もしハルさんの中文版のブログがあれば、教えて下さい。
シンガポールの友達に紹介したいので。

はら

ありがとうございます。
最近、内田樹の日本辺境論を読みました
特に日本語の構造と脳機能について書いてあって
とてもおもしろかったです。

はるさんは、どうおもいますか?

内田樹ブログ
http://blog.tatsuru.com/2008/04/23_1545.php
http://blog.tatsuru.com/2008/06/18_1048.php
池田信夫ブログ
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51301381.html

日本人は日本語でしか考えることができないわけで、
あまり深く考えたことがなかったです

村上春樹が小説家であり、翻訳家であることと、
漱石や鴎外、魯迅といった
明治時代の文化人もまた翻訳家であったことは、
当然と言えば、当然なのかなとおもいました

シンガポール人は、英語のペーパーバックを買って読むそうです。
いつか日本もそうなるのかもしれないとおもうと、
時代の流れとはいえ、
一抹の寂しさを感じます。


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