抱っこして


火曜日の夜明け前、いつも朝までぐっすり眠るちびが突然泣き出した。どうしたのって聞いても耳に入らないようで、ただただ泣いていた。お母さんにあやしてもらってやっと再び眠りについた。

悪い夢でも見ていたのかなと思って気にしなかったが、朝起きた後「足が痛い」と泣きながら訴えた。右足だった。歩くどころか、立ち上がれない。外観から見ても触ってみても、まったく異常が見当たらない。右足をちょっと動かすだけで「痛いよ痛いよ」と大泣きする。普段朝からびょんびょんするちびにしては明らかにおかしい。この調子では保育園に行けそうにないので、一日休んで家で様子を見ることにした。

半日経っても、好転する気配がまったくない。トイレも食事も、何も自分で出来ず、布団の上で横になったまま過ごしたちび。あまりにもかわいそうなので病院に行くと決めた。でも、足が痛いって初めてだから、なんの病院に行けばいいのか分からない。電話で行き着けの小児科に教えてもらった。なんと、整形外科だった。顔を美しくしたりおっぱいを大きくしたりする所じゃなかったんだ…

昼寝後、家に一番近い整形外科にタクシーで行った。レントゲン写真による診断の結果は「単純性股関節炎」だった。原因は動きすぎだった。すぐに思い当たったのは、日曜日に家族で出かけた谷根千だった。先週、下町の雰囲気が好きな僕はたまたま谷根千を紹介する記事を読み、素敵だなと思って写真を撮りに行こうと考えていた。いっぱい歩いた。おそらく疲れ始めたちびが抱っこしてって言っても、体力をつけさせるために歩かせ続けた。

三日間の安静を先生に命じられ、仕方がなく今週いっぱいまでおじいちゃんとおばあちゃんに預かってもらった。後でその「単純性股関節炎」を調べてみたが、三歳から六歳までの子どもではよく見られる病気らしい。特に風邪をひいたあととか。ちびは風邪をひいていないから、先生の言う通り、動きすぎだったと思う。日暮里駅から夕やけだんだんを通って数本の坂道を登ったり下りたり、津根神社とお化け階段まで歩くのは、いくらなんでも三歳児にとってはきつい。大人だって疲れるかもしれない。悪いことをしたなと深く反省している。

歩き疲れた子どもに抱っこしてって言われたら、多少重くても抱っこしてあげようね。訓練でもやり過ぎないように。


コメント

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はじめまして

実はかなり前からブログは拝見させて頂いてました(o^∀^o)
「整形外科」ですが、多分はるさんが
考えていた美容のほうは
「形成外科」だと思います。
「整形外科」は骨で、「形成外科」は皮膚とか表面的なところを診てくれるってテレビで言ってましたw
私も数年前に知ったんですけどね(´Д`)
ややこしいですね、日本語ってwww

はじめまして

むっちんさん
こんにちは。
整形外科に吊られましたね(笑)。
詳しく教えて頂いてありがとうございます!
台湾ではそういう美容のことを「整形」(形を整える)というから、ずっと誤解していました。勉強になりましたけど、やっぱりややこしいですね。