呆れた

家のトイレットペーパーは二個しか残っていないのに気付いた。品薄状態が続いていることがわかっているので、朝九時に近所のドラッグストアに行ってみた。

もう行列ができていた。人々が慌ててトイレットペーパーだのティッシュだのラップだの石鹸だのをわしづかみ、ついでに何かを買っておこうと、周りの棚を物色しながら列に並んでいた。トイレットペーパーを両手で二つずつ提げている人もいた。僕は必要なトイレットペーパーを一つ買いたいだけなのに、まるで買いだめに参戦しているように見える。猫の額ほどの店なのに、レジにたどり着くまで10分もかかった。まったく呆れた。

しかもトイレットペーパーは非常に質の悪い物しか置いてなかった。普段百円台で売っていると思われる粗末な物が380円もした。値札はついてなかったのでレジで値段を知ったら驚いた。濡れ手で粟と思って値段を上げたんだろう。このように買いだめが続いていたら、どっかから質の悪い物がだんだん出てくる気がする。

いつも行っているパン屋さんも開店前から人が並び始め、30分もしないうちにパンは全部消えた。昨日午後に行った時、パン屋さんの店員は苦笑いしながらそう教えてくれた。

被災した人々の暮らしぶりを見て、僕はとても買いだめする気にはなれない。普通に買って、そしていつもより節約して生活をやりくりするのが今のやるべき事ではないだろうか。

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