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グレート・ギャツビー

村上春樹さんが「グレート・ギャツビー」の新訳を出したと、朝日新聞の記事で知った。早速生協の本屋さんに行って手に入れた。側に置いてある「The Catcher in the Rye」もついでに。

まだ読んでいない本は机の上とか本棚とかにたくさん眠っているのに、欲しい本があればついつい買ってしまう。本を読む充実感より、本を買う快感がいまの僕を支配しているようだ。これは非常に困る。本は読まないと意味がない。

それはさておき、ちょうどうちの奥さんは「華麗なるギャツビー」(大貫三郎訳 平成2年9月 28版)を持っているので、せっかくだから訳文を比べてみよう。

img20061202.jpg



まずは大貫三郎さんの訳した冒頭:
今より若く心が傷つきやすい若者だった時に、父が忠告してくれたことを、その後ずっと繰りかえし考えつづけてきた。

村上春樹さんの訳した冒頭:
僕がまだ年若く、心に傷を負いやすかったころ、父親がひとつ忠告を与えてくれた。その言葉について僕は、ことあるごとに考えをめぐらせてきた。

村上さんのほうが明らかに翻訳調が薄い。どちらかというと、僕はこっちのほうが好きだ。

新聞記事のインタビューによると、村上さんは今回「要所要所で小説家としての想像力を活用したそうだ」。確かに「グレート・ギャツビー」のページをめくってみたら、何だが村上春樹の小説を読んでいるみたいな感じがする。村上ファンの僕は、村上さんの訳した名作が読めてとても嬉しい。読む時間を早く作らないと、「グレート・ギャツビー」はまた他の本に埋められてしまいそうけれど。

ちなみに、この本のタイトルは台湾で「大亨小傳」と訳されている。

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